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カメラにあそばれる
¥2,000
荻野 智生によるZINE カメラにあそばれる 「写真」は主観を客観的に、または、誰かの主観を自分の主観でみなおす事が出来る。「カメラ」は装置。 写真を眺める時、対象となっている物や事象を見ているようで、実際にはその人の目や記憶を奥に感じている事が多い。私は今の所そんな風に考えている。 「カメラを分解したいので付き合ってほしい」 彼はそう言った。写真がどうこうよりも、装置をこわす事からはじめなければ先へ進めないらしい。クレイジーだと思いながら、嫌な気持ちはしなかった。どこかでそれを待っていたのかもしれない。 (写真を撮る)という行為は明らかに生活の一部となった。ポケットやカバンに潜む(それ)を使う場合であれば、必要なのは指先の動作2、3程で、僅か数秒の事である。今や誰もが当たり前に記録し、無限に作品が生まれている。 ふと考えた。 その行為全体ではなく、(写真)と(カメラ)を切り離した時、それぞれは私達にとってどれ位の距離にいるだろう。 カメラロールを埋め尽くすそれらがどのように生まれるか、最近考えただろうか。肌身離さず持ち歩く(それ)がカメラでもあるという感覚はあるだろうか。 写真を撮る事があまりにも速く、あまりにも感覚的になり過ぎて、道具や道筋の事は随分と端の方へ追いやられていないか。 彼はこうも言っている。 「写真というのは光と道具があってこそ。今自分がやっている事は、切り取るだけの泥棒なのかもしれない」 物事に色んな側面がある事は周知の事実。 なにかアンチテーゼのようなものではなく、このZINEは(写真を撮る)という行為において、その側面を一つずつ知りたいという強い欲求に動かされた、彼の記録だと思っている。
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Transience
¥2,500
Transience [CD] SHUHEI NISHIMURA 2,500yen [tax included] 1.Transience [33:50] SHUHEI NISHIMURA : guitar, all Instruments, field recording, composed, recorded, mixed, mastered, photos, artwork design Soundscape in Sasaguri, Kasuya-gun, Fukuoka [2019-2022] Thanks|HIROKI KIRYU 88R-007 / Ⓟ&Ⓒ 2023 88RECORDS __________________ 空海が修行したと伝わる霊山 若杉山を臨む篠栗町。古よりスピリチュアルな精神世界と緑ゆたかな自然を育み独特な雰囲気を醸す地である。その地の様々な音をフィールドレコーディングし音楽家 SHUHEI NISHIMURAがコンダクトしたアンビエント(環境)音楽が篠栗へ誘う。 ー HIROKI KIRYU|桐生弘貴 ー ______ 福岡県福岡市から東に12kmのところに位置する篠栗町。唐から帰国した弘法大師空海が若杉山(奥の院)に訪れ加持祈祷によって人々を救済した地。その空海を拝する篠栗四国八十八ヶ所霊場 総本山「南蔵院」の水の音と篠栗四国霊場発願の場所である「不動の滝」の音からはじまる「Transience」は2019年の春、桐生さんから篠栗の音を紡いでほしいとのお話を頂いたことを機に、春・夏・秋・冬と篠栗の様々な場所の四季の音をField recordingした中の春と夏の音を使用して紡いだ作品です。ゆっくりと移ろいでゆくこの音が、日々の暮らしに寄り添い、明かりを灯す存在であることを願います。 ー SHUHEI NISHIMURA|西村周平 ー
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YOIN 2
¥2,000
2022年12月に、アーティストnykeの自宅を訪ねた。 これは、その際に行ったインタビューと制作風景をまとめた一冊。 b5サイズ フルカラー 32ページ ステッカー付き
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bozu magazine vol.01
¥1,650
3人の坊主による不定期発行マガジン。 vol.01「朝起きてそのまま浜辺で髪剃り合ったら気持ちよさそうじゃない?」 サイズ/B5 ページ/24P 写真/noe risa 坊主/ナルミニウム・valo・チハロ デザイン/ナルミニウム・valo
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KAWAMAGAZINE
¥500
KAWAMAGAZINEはSHOP編集デザイン室が不定期に発行するマガジン。 vol.1のテーマはぬいぐるみ。 SHOP編集にやって来るぬいぐるみ好きとの交流を元に、ぬいぐるみが好きとは?ということについて、川ラジオの書き起こし、ぬいぐるみ製作、エッセイなどを通してまとめた内容。
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BGM "yoin"
¥2,200
作曲家/音楽家の宮内 優里さんを福岡県久留米市へお招きし、『余韻の為の公開BGM制作』というイベントを開催しました。BGM『yoin』はその時の音源をベースとした作品(CD)です。 BGMには筑後川の水の音、虫の鳴き声等、このエリアならではの音が実際に収録されており一つの音楽となっています。 収録は一曲のみですが約30分の作品ですので、曲中で色々な変化を感じとる事ができる点ではもはやアルバムと言って良いかもしれません。 こちらは初回プレス分のみで追加生産は考えておりません。とにかく一枚一枚丁寧にお届けしていきたいなと思っています。 色んな場面でゆっくりと楽しんで頂けたら嬉しいです。 ※レターパックにて発送させて頂きますので別途370円の送料が発生致します。
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"Rivière" SHUHEI NISHIMURA
¥1,100
Rivière|SHUHEI NISHIMURA [2020.11 Release] LCLW-02 [CD] 1Track 1,100yen(w/tax) 1. Rivière [16:57] Guitar, all Instruments, field recording, composition, sound design, photo : SHUHEI NISHIMURA Illustration : Michitomo Baba [Atodi.animations] Thanks|Maiko Shimizu / Mayumi Nagahisa ______ [Rivière] フランス語で[Rivière]は「川」。 福岡県直方市。商店街に佇む手芸屋跡地で静かな流れをつくる場所「Bouton」。そのそばにあるJRバス殿町停留所。屋根も、椅子も無いそのバス停に店舗の一部を改築してつくられた待合所「machiai」。バスを待つだけでなく、誰かと誰かが出会い、そして憩い、心休まる場所となることを願って。「machiai」そして「Bouton」に寄り添うそれぞれの想いに、音の花束を。 バス停がこの町の人々の暮らしの一部であるように、音の景色たちもまた暮らしの一部であることに気付きます。[Rivière]は、殿町バス停や遠賀川の音、鳥や虫たちの声を録音したフィールドレコーディング音源にギターを中心とした演奏を重ね合わせました。静かに流れるとりとめのない時間の中で、幾つもの重なり合う出会いを想いながら。 「machiai」と共に、この音があなたの日常に少しでも寄り添うことができたら嬉しいです。 ー 西村周平|SHUHEI NISHIMURA
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"Luminescence" SHUHEI NISHIMURA
¥1,800
Luminescence / SHUHEI NISHIMURA LCLW-01 [CD] 1 Track 1,800yen(w/tax) 1.Luminescence [25:56] SHUHEI NISHIMURA : guitar, all Instruments, field recording, composition, sound design Album artwork and design : SHUHEI NISHIMURA Thanks|Matsushima Kei / Kanako Morita / Takuma Nakagawa ______ [解説] "Luminescence" 発光を意味するそれは、壱岐島で暮らす方々のそれぞれの人生、喜びや悲しみ。儚さ。あたたかな壱岐弁。そして、私が壱岐島へ訪れた際に見た、雲間から差し込む光。人も島もその人生も全てが発光し、輝いている。そんなイメージを紡ぎ上げました。 長崎・壱岐島で暮らす人々の記憶を元に紡がれた、松嶋圭[著]『陽光』(梓書院 2018年10月初版発行)、出版記念巡回展「或る島の記憶のかけら」の展覧会音楽として紡がれた「Luminescence」は実際に壱岐島の波の音や風の音、鳥や虫たちの声をフィールドレコーディングして拾い集めた音が収録されています。25分56秒の島の記憶。
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FUTEMIMI 1st issue "部屋着"
¥500
2020年福岡県八女市にて始まったFUTEMIMI。 昭和初期に建てられた町家をオープンスタジオ兼ショップとして定期的に開いていて、本の刊行も行う。 FUTEMIMI first issue "部屋着" ここから全て始まっている。 鋤田光彦 山本千聖 外村省吾 後藤大樹 ※レターパックにて発送させて頂きますので別途370円の送料が発生致します。
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FUTEMIMI 2nd issue "サンドイッチ"
¥500
2020年福岡県八女市にて始まったFUTEMIMI。 昭和初期に建てられた町家をオープンスタジオ兼ショップとして定期的に開いていて、本の刊行も行う。 2nd issue "サンドイッチ" では、FUTEMIMIのアーティスト4名がそれぞれの解釈でサンドイッチを紐解く。 ※レターパックにて発送させて頂きますので別途370円の送料が発生致します。
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FUTEMIMI 3rd issue "SKIP FLOOR"
¥1,000
2020年福岡県八女市にて始まったFUTEMIMI。 昭和初期に建てられた町家をオープンスタジオ兼ショップとして定期的に開いていて、本の刊行も行う。 3rd issue "SKIP FLOOR" では、アメリカ合衆国の作家ハワード・ノーマンのデビュー作『The Northern Lights』の翻訳を担った翻訳家 川野太郎さんとFUTEMIMIの4名がトークイベントを行った際の会話記録を文字に起こしている。 ※レターパックにて発送させて頂きますので別途370円の送料が発生致します。
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FUTEMIMI 4th issue "Annai"
¥1,000
2020年福岡県八女市にて始まったFUTEMIMI。 昭和初期に建てられた町家をオープンスタジオ兼ショップとして定期的に開いていて、本の刊行も行う。 FUTEMIMI 4th issue "Annai"では、アメリカ合衆国の作家ハワード・ノーマンのデビュー作『The Northern Lights』の翻訳を担った翻訳家 川野太郎さんとFUTEMIMIの4名がトークイベントを行った際の会話記録を文字に起こしている。(3rd issueは前編、こちらは後編になります) ※レターパックにて発送させて頂きますので別途370円の送料が発生致します。
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FUTEMIMI 5th issue "Touch and Touch"
¥1,000
2020年福岡県八女市にて始まったFUTEMIMI。 昭和初期に建てられた町家をオープンスタジオ兼ショップとして定期的に開いていて、本の刊行も行う。 FUTEMIMI 5th issue "Touch and Touch"は、めくりながら読み進めていくという点で初めて所謂『本』のようになったのかもしれない。 そう易々とは読ませてくれないがそれがFUTEMIMI。散歩のお供にとても良いかもしれない。 『それを探す』後藤大樹 『住まいと記憶』鋤田光彦 『てん、てん、てん、』山本千聖 『お返しの日々』外村省吾 ※レターパックにて発送させて頂きますので別途370円の送料が発生致します。